図書館内部。窓際は海が見渡せるのでお勧めです。
カナダの大学では、日本の授業風景とは違った光景が見られます。日本の大学では基本的には先生が生徒達に話し続ける一方通行が一般的です。 また生徒達も先生の講義をノートに取り、例えば質問の時間を与えても発言をせずに終わってしまうパターンが典型的です。
一方カナダでは、質問の時間を先生が与えなくても、生徒から自主的に質問をする場面が非常に多く見られます。専攻する科目にもよりますが、ある授業ではDiscussion Timeと呼ばれるように一つの議題に対して生徒達同士での話し合いをするという時間がよく設けられます
マラスピナ大学では、他の大学と比べると学生数も少ないことから、1つのクラスは多くても25名くらいの編成になっています。よって教授陣達も学生一人一人に対して目が行き届き、学生達も先生達に質問がしやすい環境になっています
先生達は、生徒達に授業を運営させる時もあります。ある授業では、毎授業ごとに、そのクラスの生徒達が交代で先生になり、その日の章、トピックを他の生徒達に教えるという事もあります。そして授業の最後に実際の先生が、その日に授業を担当した生徒達の評価をするというシステムもあります。
また大体の先生達が、授業の始めにOffice Hourと呼ばれるものを各生徒達に渡します。学生達はそのOffice Hour内に、先生のオフィスに行き、質問をすることが出来ます。Eメールでの質問を受け付ける先生も多く、教授陣と学生達との距離が非常に近い事もこの大学の特徴かもしれません。
カフェテリア、図書館の前にある広場。
図書館外部での一枚。学生達は遅くまでここで勉強をしている
夜でもキャンパスは明るいので比較的安心。セキュリティーも24時間体制でキャンパスをパトロールしてる