大学キャンパスの上の方から撮影した一枚。キャンパスにはメインの階段があり、キャンパスの上から下までを結んでいます。上りは大変です
ナナイモ、そして北米での大学生活は日本の大学とは違う点がいくつかあります。
よく言われている事ですが、日本では大学に一度入ってしまえば卒業までは楽に進めるというのが典型的です。一方カナダでは入学してからが本当に大変で、忙しい時期になると自由な時間はほとんどなくなってしまいます。特に留学生は英語の不慣れもあって、カナダの学生よりもより多く勉強時間に費やさなければいけません。 テストや宿題提出日前になると、学生によっては深夜まで起きて勉強したり、中には徹夜をする人達も居ます。なので卒業した時の喜びも大きいのだと思います。
経済面でも日本とは違う部分があります。日本では大学の費用は親に頼る人達がほとんどだと思います。 一方カナダでは多くの学生達が学費を自分で負担しています。もちろん学費は留学生の3分の1くらいなので、バイトしながらであれば稼げる費用ですが、やはり4年間の授業料を負担するのは簡単なことではありません。
なのでカナダでは大体どこの大学でもStudent Loanという制度を持っていて、大学卒業後に就職をして、その稼いだ給料で、大学在籍時にかかった費用を払っていくという制度があります。
また学生の中では、1年専攻科目を受けた後に、1年休学して、旅に出たり、仕事をしたりして、また学校に戻ってくる人達もいます。日本の大学生達のほとんどが4年間途切れる事なく在学するのがほとんどのパターンですが、こちらでは色々と見聞を広げた後に学生として戻ってくるという人達も居るようです。 また学生の中には30代、40代、専攻によっては50代の人達もキャンパスを歩いています。日本のように学生のほとんどが20代というわけではありません。
コンピュータールーム。インターネット等の環境は充実している
キャンパスを見下ろした風景
大学拡張は更に続くと言われている